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知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

このコラムは、埼玉・千葉・東京を施工エリアとするポラスグループのリフォーム専門サイトによるものです。リフォームをお考えの方は、ぜひご検討ください。

Vol.65
家族構成やライフスタイルの変化に沿って
フルリフォームで間取りも改善!

家族構成の変化に合わせて、間取りも見直そう

 今の住まい、間取りには満足できていますか? 家族が増えたりして生活スタイルに変化が訪れると、特に家事動線の難点が気になってくることがあります。そんなときは、間取りリフォームで一気に解決!リフォームというと内装や設備を一新する程度をイメージするかもしれませんが、状況によっては大幅に間取りを改変することも可能なのです。


子育てと家事の両立がラクになるリフォーム

 共働きの家庭で子どもが生まれると、子どもと触れ合える短い時間に家事も進める必要が生じます。そこで、家事の場と家族の居場所の関係性を見直すと、暮らしがスムーズになります。要望として多いのは「キッチンから子どもの様子が見えるようにしたい」というもの。キッチン・ダイニング・リビングが壁で区切られている場合は壁を取り払ってワンルームに変える、壁付けのキッチンは対面型に変えるなどすれば、料理や洗い物の最中も家族の様子がわかやすくなります。

 こちらの実例では、キッチン自体を大きく変えてはいませんが、キッチン横の和室を洋間のキッズルームに変更し、キッチンからの視界を遮っていた押し入れを撤去しました。そうすることで、キッチンで家事をしながらキッズルームで遊ぶ子どもを見守ることができるようになりました。


減築で老後を見据えて生活をスリム化

 子育て期を過ぎ家族が減ると、2階の子ども部屋がムダなスペースになってしまうことが多いようです。書斎にするといった用途変更もいいですが、思い切って2階を撤去する「減築」という方法もあります。加齢によって階段の登り降りは苦痛になるので、1階だけで暮らしを完結できれば将来も安心。使わない部屋が物置化したり放置されたりして傷んでいくのも気がかり……ということもあるでしょう。家の規模を小さくした上で断熱性を高めれば、快適なだけでなく光熱費などのランニングコストを抑えることにもつながります。

 こちらは、2階を撤去して平屋にした例。小間の集合だった1階はワンルームの広いLDKに変え、南側に夫婦それぞれの個室を設けました。


 

 2階減築の例です。以前ダイニングキッチンは北側にありましたが、日当たりの良い二間続きの和室をつなげ、LDKに。構造上必要ない柱を撤去したので格段の広さを享受できました。


構造的な強さを高めることも視野に入れて

 間取りを変えることで、建物の構造が影響を受けることがあります。せっかくリフォームをしても耐震性が低くなることは、ぜったいに避けるべきであり、むしろ、耐震性や断熱性といった建物の性能が高まることが理想です。表面的にきれいにするだけでなく、既存家屋の状態を見極めるスキルや、可不足のない構造補強を提案できるリフォーム会社に依頼することが大切です。取っ掛かりとしてインターネット検索を利用する場合は、豊富な事例が掲載されているか、規模や工事費、間取りなどの情報が充実しているか、地元エリアでの実績をチェック。複数の会社を比較してみることをおすすめします。

(コラム執筆)住宅&インテリアマガジン『LiVES』ライター 松川絵里


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