知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

Vol.10
フルリフォーム検討中の人に朗報。補助金最大200万円!

国から補助金が出る『長期優良住宅化リフォーム』をチェック

 『長期優良住宅化リフォーム』に対して、国から最大200万円の補助金が支給されることをご存知ですか。国が推進する長期優良住宅化リフォーム推進事業では、建物を良い状態で長持ちさせる改修工事をバックアップしています。フルリフォームを検討している場合は、ぜひ事前に支給条件をチェックしておきましょう。

 必須となる工事内容には、柱や土台などの構造に対する劣化対策のほか、耐震性能や省エネ性能、メンテナンス性の向上が含まれます。工事後には、各性能が一定の水準を満たしていることが支給の条件。事前の建物現況調査(インスペクション)の実施やリフォーム履歴、維持保全計画の作成が必要で、床面積の合計などにも要件があります。

 補助金の支給は、2015年3月末日までの工事完了物件が対象。推進事業の認定を受けた工事会社に よるリフォームのみが申請可能です。年度末まであと半年。申請受付け棟数に限りがあるなか、年内に工事請負契約ができれば補助金を得られる可能性が高まります。


フルリフォームは“バランス”が大事

 前述の補助金支給条件をクリアするには、ある程度規模の大きなリフォームが必要であることがわかります。そのため、コストを含めたリフォーム全体のバランスがとても大事になってきます。

 ともすると、あれもこれもと手を入れたくなるフルリフォームですが、気がつくとあっという間に予算不足に。また、設備や耐震工事に偏りすぎて、住空間の居心地をおざなりにしてしまうなど。規模が大きい工事だからこそ、リフォームの目的やバランスを失わないよう、事前の十分な検討が求められるのです。

 工事の必要性や難易度、費用などに関する専門的なアドバイスは、検討段階から必須。まずはポラスなど、長期優良住宅化リフォームを手がける認定工事会社に相談することをおすすめします。


フルリフォームで叶えたい夢はなんですか?

 家族の成長を見守ってきた家をフルリフォームする際には、それなりの覚悟がいるもの。そんなとき決断を後押しするのは、リフォームした快適な我が家での「暮らしのイメージ」ではないでしょうか。

 自分が元気なうちは、床の段差やすき間風に耐えられるけれど、高齢になったときや孫が遊びに来たとき、「安全で居心地のいい家だったら」と考える人は多いようです。親子世帯で近居を望む声が増えているなか、住む人はもちろん、孫を含めた家族みんなが「大好き」になれる家を実現したいと思うことは、リフォームの大きな原動力になり、理想とする空間イメージをもつことにつながります。

 あるいは、長年苦楽をともにしたご夫妻が「自分たちへのご褒美」として、「妻への感謝の証」としてリフォームすることがあるかもしれません。建売住宅を購入して長年暮らしてきた人にとっては、フルリフォームこそが、自分の好みを反映できる初めての家づくりとなるでしょう。いずれにしても、暮らしを楽しむ意思と体力のあるうちが、フルリフォームを満喫できる好機となります。


プランや仕上げのあれやこれ、迷ったらプロに相談

 そう何度も行うことのないフルリフォームについて、何から始めるのか、何を優先するべきかわからないことだらけなのは当たり前です。そんなときは、「もっと使いやすい家事動線にしたい」「浴室の寒さを解消したい」といった住まいへの要望を、率直にリフォームのプロに打ち明けてみましょう。必要な対応策を具体的にアドバイスしてくれるはずです。

 また、実際にリフォーム工事が進むと、今度は膨大なカタログなどから仕上げ材や住宅設備を決めていかなくてはなりません。しかし、床や壁、天井、外壁などの仕上げに好みを反映し、それらをバランスよく組み合わせていくのは難しい作業です。そこで活用したいのが、リフォームプランナーなどのプロの力。老朽化や長期優良住宅化リフォーム対策のほか、インテリアデザイナーなどから家具やカーテンを含むトータルプランニングの提案を受けることもできます。

 全面的にリフォームしたいけれど「ちょっと大変そう」と感じたら、あれこれ悩むよりリフォームのプロに相談を。その際、長期優良住宅化リフォームの補助金を得たいなら、相談先が認定施工会社であるか否かのチェックを忘れずに。補助金制度とプロの力を最大限活用して、満足できるフルリフォームを叶えましょう。

(コラム執筆)住宅&インテリアマガジン『LiVES』ライター 畑野暁子


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