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知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

このコラムは、埼玉・千葉・東京を施工エリアとするポラスグループのリフォーム専門サイトによるものです。リフォームをお考えの方は、ぜひご検討ください。

Vol.28
水廻りリフォームの「みんなの疑問」と最新情報をチェック

水廻りリフォームに関する「みんなの疑問」とは

 毎日使う水廻りは、住まいの中でも老朽化による不具合が気になるところ。そのためリフォームの要望が高い場所でもあります。そこでポラスでは、これまでのリフォーム実績から水廻りリフォームに関する「みんなの疑問」をピックアップ。「何年くらいでリフォームをしたの?」「どのくらいの予算でリフォームをしたの?」「工事期間はどのくらいかかるの?」「どんな工事が必要なの?」という4大疑問に数値で答えています。


 ここではみんなの疑問をとおしてベストな水廻りリフォームを考え、あわせて最近の水廻り設備もチェックしていきます。


キッチン、お風呂、トイレで異なるリフォーム事情

 水廻りといっても場所により使用頻度と生じる不具合は異なります。キッチン、お風呂、トイレに関する「みんなの疑問」への「答え」をそれぞれ見てみましょう。

 「何年くらいでリフォームをしたの?」 キッチンは25年以内が64%、お風呂は同70%、トイレは築15年以内が20%で築20年以内では70%近くの人がリフォームを行っています。

 「どのくらいの予算でリフォームをしたの?」 設備費と工事費を含めた平均的な予算は、キッチンでは100万円前後が多く、お風呂が90万円前後、トイレは18万円前後です。

「工事期間はどのくらいかかるの?」 キッチンが2~4日程度。お風呂は既存がユニットバスの場合3~5日程度、トイレは1日程度となります。既存の状態によっては長引くこともあります。
 
 「どんな工事が必要なの?」  いずれの場所でも設備の入れ替えにともなう既存の撤去、周辺部の工事は必須です。そのほか、水道、電気、設備(組立)工事が入り、リフォーム内容によっては内装工事や大工工事の割合も多くなります。


暮らしを変えるキッチンリフォーム

 設備の老朽化がリフォームのきっかけとしても、それを機に理想のライフスタイルを実現できるのが水廻りリフォームの魅力。とくに、家族が集まるキッチンは、間取りも含めたリフォームの夢が膨らむ場所です。

 たとえば、リビングから離れた独立型のキッチンを大空間のLDKに変えたり。キッチンカウンターも対面型やアイランド型のオープンスタイルにすれば、使い勝手はもちろん家族のコミュニケーションも格段に良くなるでしょう。パントリー(食品収納庫)を新設して、すっきりしたキッチンまわりを保つこともできます。

 また、オープンキッチンの場合は見た目の美しさにもこだわりたいところ。中でも換気扇は目立つ存在ですが、最近ではスリムなうえに換気性能が高く掃除も簡単な設備が登場しています。白がほとんどだったカウンター扉のカラー展開も、ダークブラウンやメタリック、木目調などバリエーションが増えています。

 「みんなの疑問」ではもっとも工事費の高いキッチンですが、それだけ住まいの夢を盛り込める場所でもあるということ。設備の入れ替えだけではなく、子供の成長や家族構成の変化に合った空間リフォームを目指すと、費用対効果も満足度も高まりそうです。


先進の設備で家事ラクを叶える浴室&トイレ

 お風呂のリフォームで気をつけたいのが、ずばりタイミングです。既存がユニットバスではない場合、床タイルなどの破損や壁のひびを放置すると床下の木部が腐食するなど、大掛かりな改修工事が必要になってしまいます。また、給湯器も10年を超えたあたりから故障のリスクが高まり、稼動音に異変を感じた矢先に動かなくなることも。

 リフォーム工事中は少なからず不便を強いられるのが水廻り。想定より長い工事期間や高い費用を避けるためにも、「みんなの疑問」にあったリフォームのタイミングを参考にしてみては。築年数が10年前後に達したら浴室の床下を点検し、給湯器を含めたリフォーム計画に着手したほうがよさそうです。

 また、何かと忙しい現代人にとってお風呂は一日の疲れをとる癒しの空間でもあります。そのため、ミストサウナや調光できる照明などプラスαの快適設備への関心も高い様子。さらにポラスのリフォーム実例では、共働き世帯の家事を助ける浴室暖房乾燥機の導入も多いようです。

 


 

一方、トイレは場所が限られる分、工事費も工事期間もコンパクト。使用頻度が高いこともあり、リフォームのタイミングは「みんなの疑問」にある他の水廻りよりも短めです。トイレの進化は目覚しく、おそうじ機能や節水性能はモデルチェンジを重ねるにつれアップしているので、大家族の家なら設備の入れ替えによる家事や水道代の軽減効果は大きいでしょう。


毎日使う場所だから「安さ」や「早さ」にこだわると後悔する

 ここまで見てきたように、水廻りリフォームには既存の撤去と解体工事をはじめ、設備の入れ替えや水道、電気工事、内装や大工工事などなどさまざまな工事と職人の手が必要なことがわかります。工事期間中は水廻りを使えないので不便を感じますが、安易に工事を急ぐと施工精度を欠いて水漏れが生じるなど、リフォーム後のトラブルにつながりかねません。「みんなの疑問」への「答え」をベースに、コストも工事期間もある程度必要と考えて、後悔のないリフォームプランを立てましょう。

 紹介した水廻り設備や空間イメージは、ポラスの「水廻りリフォーム」Webサイトでもチェックすることができます。また、Webサイトに掲載のない設備や事例にも対応しているので、一度ショールームを訪れてみてはいかがでしょう。設備メーカーとポラスが共同開発した、コストパフォーマンスの良いオリジナル設備機器もラインナップ。システムキッチンなどの実物に触れ、リフォームアドバイザーにプランの相談をすることで、水廻りリフォームのイメージが膨らむはずです。

(コラム執筆)住宅&インテリアマガジン『LiVES』ライター 畑野暁子


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