知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

Vol.4
長期優良住宅化リフォームに注目!補助金の交付も

2014年9月着工分まで補助の対象に

 「愛着のある家で、長く快適に暮らしたい」――我が家に対する思いから始まるリフォームには、劣化補修とは異なる発想や計画が求められます。建物の寿命を延ばし、エネルギー消費を抑えながら快適な生活を実現する。暮らしの一歩先を見すえたリフォームは、「長期優良住宅化リフォーム」(※ 国土交通省)として国の推進事業の対象にもなり、一定の要件を満たせば補助金の交付も受けられます。

 長期優良住宅化リフォームの対象事業は、今年の9月着工分まで(工事着手時期区分1:~6月末、区分2:7月~9月末)。現段階で、最大で工事費の1/3(上限100万円)が補助されることが決まっています。リフォームを検討中の人は、まず、おおまかな要件をおさえておきましょう。


住まいの性能をアップさせるリフォーム

 長期優良住宅化リフォームは単なる劣化補修ではなく、住まいの性能を向上させることが求められます。ポイントとなるのは次の3点。

1) 改修前に住宅のインスペクション(住宅診断)を実施すること。
改修後は住宅性能の維持保全計画を作成
2)劣化対策や耐震性、維持管理・更新の容易性、省エネ性能などの性能項目のうち、いずれかの性能を 向上させる工事であること
3)リフォーム後に、少なくとも劣化対策と耐震性について一定の基準を満たすこと

 なお、国による補助の対象には上記の工事費の他、インスペクションの実施費用や維持保全計画作成費用も含まれます。


地方自治体の補助もあわせてチェック

 リフォーム工事には、地方自治体による助成制度もあります。対象となる工事項目に重複がなければ、国と地方自治体それぞれに補助や助成の申請を行うことも可能。対象工事は自治体のホームページなどでチェックできます。

 たとえば、耐震改修工事は長期優良住宅化リフォームのほか、多くの自治体でも助成対象となっています。そのため、申請はどちらかいっぽうのみで可能。長期優良住宅化の戸建てリフォームでは補助対象外となっている高齢者対策は、自治体のバリアフリー化工事の補助を利用するとよいでしょう。国と地方自治体の助成項目と、自宅のリフォーム工事の内容を照らし合わせて、補助や助成を上手に利用しましょう。


求められるのは、資産価値を高めるリフォーム

 リフォーム次第では、既存の住まいを次世代まで住み継げる長寿命住宅に生まれ変わらせることもできます。国が推進する長期優良住宅化リフォームは、メンテナンス性や省エネ性能が高く、災害にも強い家への再生を目的とするため、住む人はもちろん社会にとっても求められている次世代型の改修だといえるでしょう。また、リフォーム履歴や建物の維持保全計画の作成により、改修後の資産価値は、賃貸や売却の際にも評価の対象となります。

 劣化が見つかるたびに補修を繰り返しますか?それとも、資産価値と快適性を考えた次世代のリフォームを選びますか?まず、住宅の一生にかかるメンテナンスコストや光熱費、リフォームで得られる快適性を、自宅の改修プランに照らし合わせて比較検討してみては。長期優良住宅化リフォーム事業の開始が、理想のリフォームを後押ししてくれるかもしれません。

(コラム執筆)住宅&インテリアマガジン『LiVES』ライター 畑野暁子
(情報提供)株式会社リブ・コンサルティング


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