知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

Vol.42
失敗しない外装リフォームのポイントとは?

健やかな住まいを保つために、外装のメンテナンスは不可欠です

 新築時から年月が経つと、なんとなく気になってくる外装メンテナンス。きちんと修繕計画を立てている場合は問題ありませんが、コストのかかることなのでついメンテナンス時期を先延ばしにしている、という人も少なくないのでは?

 目立った劣化がないからとメンテナンスを怠っていると、降雪や大雨時に雨漏りするケースも。住まいを長く快適に保つためには、定期的な修繕は不可欠です。そこで今回は、メンテナンス方法や時期など気になるポイントを取り上げて、失敗しない外装リフォームをチェックしていきます。


Point1 外装メンテナンスに最適な時期を知ろう

 メンテナンス方法のひとつである外壁の塗り直しの場合、その時期については立地環境や外装の種類によって多少の違いはありますが、新築後なら10年前後と言われています。

一般的に、価格と耐用年数は比例します。外装塗料にはアクリル系からウレタン系、シリコン系、フッ素系塗料というように、塗料に含まれる主な樹脂成分によってさまざまな種類がありますが、低価格の水性アクリル、ウレタン系は長い目で見ると割高になるケースも。塗料選びの際は初期費用だけではなく、耐久性と次回メンテナンスまでの期間を考慮しましょう。


Point2 住まいの状態に合った建材と施工方法の選択が大事

 また、防水や防汚といった基本的な機能のほか、プラスの機能として遮熱・断熱効果を得られる塗料もあります。遮熱塗料は主に屋根に用いられ、太陽の光を反射し屋根面の蓄熱を防止するので、小屋裏空間のない構造の住まいなどに有効。断熱塗料は空気層をつくる骨材が屋根や壁を介した熱の移動を防いでくれます。

 こうした機能性塗料は既存住宅の状態にあったものを選ばないとその性能は十分に発揮されません。築年数の古い住宅は断熱材が入っていなかったり劣化していたりすることが多いので、事前の建物調査をしっかり行う会社に相談すると、最適な建材と施工方法を提案してくれるでしょう。

 そのほか、サイディングなどの外壁材の張り替えや屋根の葺き替え、既存仕上げの上に新しい外装を施工するカバー工法などもあります。この場合、色だけでなくデザインをがらりと変えることができるのが魅力。一方で、張り替え、葺き替えでは廃棄物の処理費用も考えておく必要があります。


Point3 効果的で合理的なメンテナンス方法を

 第一に防水性能が求められる外装メンテナンスには、建物被害を未然に防ぐ「予防」の視点が不可欠。そのため外壁と一緒に、見えにくい屋根のメンテナンスも行うほうが効果的です。室内に雨漏りが生じて慌てた時には、すでに屋根の防水シートや下地板などの木部に水が浸透していて、結果的に修繕コストが余計にかかってしまうことになりかねません。合理的な視点でも、修繕工事に必要な足場を組む手間と費用が一度で済むというメリットがあります。

 外装塗装の一番の目的は風雨から建物を守ること。外壁に小さな亀裂が見られても「雨漏りしていないから大丈夫」と考えがちですが、ほうっておくと亀裂から入り込んだ雨水が時間をかけて木部に浸透して壁の歪みを引き起こし、さらに亀裂を大きくしたり土台を腐らせたりするので注意しましょう。


最適なメンテナンスを提案してくれる相手を選ぼう

 モルタルやサイディングのほかガルバリウム鋼板といった金属系など、さまざまある外壁の仕上げに合った塗料や建材、メンテナンス方法を選ぶのはもちろんのこと、先に紹介したカバー工法も採用実例が増えています。

 しかし、さまざまな選択肢があることで何を選べばいいかわからないという人もいるのでは。そんなときは、「住まいを健やかな状態で長持ちさせる」というメンテナンスの目的に立ち戻りましょう。

 まずは、建物の状態を正確に把握することが必須。たとえば、カバー工法を選びたい場合、既存の下地や構造躯体の状態が良いことが条件となります。ポラスでは、新築住宅を手がけるプロの眼できちんと建物診断をしたうえで、カバー工法Koromogae(ころもがえ)を提案。自社で責任を持って施工するので、住む人も安心感が得られます。

 満足のいく外装リフォームは、メンテナンスの適切な時期も含めて住まいの状態に合ったベストな提案をしてくれるリフォーム会社を選ぶことがとても重要なポイントになります。外装リフォームの種類のバリエーションだけでなく、施工力や建物診断のノウハウもチェックして、信頼できる相手を選びましょう。

(コラム執筆)住宅&インテリアマガジン『LiVES』ライター 畑野暁子


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