知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

Vol.43
「間取り」ってどれくらい変えられるの?
住みやすさと快適性をバージョンアップするリフォーム

あなたのお家、リフォームでもっと住みやすくできます

 「一番長く過ごすリビングが、なんとなく狭くて暗い感じ」「ほとんど使わない部屋が無駄な空間になっている」など、長く暮らしていると、お家に対する小さな不満が積もり積もってくるものです。家族構成が変化すれば、必要な部屋の数も変わってきます。住まいの「リフォーム」は、壁紙やフローリングといった内装や水廻り設備の更新だけではなく、もっと根本的な間取りの変更も可能です。


豊富な実例から「間取り変更でこんなによくなる」を知ろう

 柱と梁で基本構造を構成する「木造軸組構造」では、比較的間取りの変更が容易です。一カ所壁を撤去するだけで視界が開けて部屋が広く感じたり、新たに動線が加わって動きやすくなったり。的確な変更は劇的な環境の変化をもたらしてくれます。また、マンションなどの集合住宅は、外周の構造壁の内側は自由に変更ができます。ここでは、間取り変更が特徴的な事例をピックアップして見ていくことにします。豊富な実例を見ることで具体的なイメージを持つことができるでしょう。


キッチンの壁を撤去して動きにくさへの不満を解消

 築18年のNさんの事例では、半個室化されたキッチンがダイニングへの移動のしにくさにつながっていました。家具の配置換えなどで工夫してみたものの根本的な解決にはならず、奥様のストレスになっていたようです。LDKはキッチン・ダイニング・リビングの3つのスペースに区切られ、一つひとつが狭い印象でした。そこで間仕切り壁を撤去して、キッチンを壁付けに変更。広い一室空間になったことで13.5畳の広さが生かされ、伸びのびした部屋に生まれ変わりました。


スペースを分断していた廊下をなくし、LDKを広く

 築23年のKさんの事例では、もっと大胆な間取りの変更が行われました。解消したかったことは、1階部分が廊下で分割され、10畳のLDKでは十分な広さを実感できていなかったこと。和室が使われなくなっていたため、これを有効活用し住み心地を向上させるというプランです。玄関を独立させて廊下をなくし、部屋どうしをつなげています。キッチンは和室側に移動し、開放的な対面式のダイニング・キッチンに。廊下の分も取り入れて広さが増した元のLDK部分には、家族みんなで使えるウォークインクローゼットの新設もできました。


子どもの独立後、無駄な部屋をなくしてリビングを快適に

 Aさんの事例は、マンションのリフォーム。子どもが巣立ったことで活用されなくなった部屋を含め、空間を見直して広々と暮らすことが目的です。LDKに隣接する和室をなくしてリビングに吸収。逆に和室へと変更した奥の洋間は、襖の開け閉めによって個室化したりLDKの続き間にしたり、自在に使い分けできるようにしています。リフォームのきっかけとなった暗く閉鎖的なキッチンは、囲んでいた壁の一部を撤去することで、視界が開けて家族とのコミュニケーションもスムーズに。広くなったリビング・ダイニングの快適性や窓からの眺めも楽しめるようになりました。


潜在的な不満を明らかにし、解消してくれる「リフォームのプロ」への相談が最初のステップ

 いかがでしたでしょうか。「なんとなく暮らしにくい」というようなぼんやりした不満があっても、その原因がどこにあるのかわからないという場合や、「キッチンを明るくしたい」といった部分的なニーズである場合も、設計のプロとの話し合いの過程で不満の原因がより広い視点で検証され、あぶり出されます。そして、それを的確に改善することで、暮らし全体がスムーズでストレスフリーになり、思いもしなかった快適性を手に入れることができるのです。そのために、まずは信頼のおけるリフォーム会社からアドバイスを受けてみることが第一歩。自分の家に、ただいるだけで心地よい――そんな暮らしに向けて、踏み出してみませんか?

(コラム執筆)住宅&インテリアマガジン『LiVES』ライター 松川絵里


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