知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

Vol.57
結露はこわい?!
断熱リフォームで家も人も健康的に

結露が住む人の健康や家の耐震性を損なう可能性も

 拭いても拭いても窓に水滴がつき、うっかりすると床まで湿ってしまうほど……。こんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。結露は家の中と外の温度差によって生じます。原理は、冷たい飲み物が入ったコップの外側に水滴がつくのと同じで、湿気を含んだ部屋の空気が冷たい建材に触れて水蒸気から水に変わるのです。いちいち拭かなくてはならないのも負担ですが、より深刻なのは高い湿度がカビやダニ、木材を腐らせる腐朽菌の発生原因になってしまうことです。カビやダニはアレルゲンとなり、住む人の健康を害しかねません。そして、腐朽菌は建物の骨組みを弱らせ、地震に弱い家にしてしまいます。


住まいに発生する結露には2つの種類がある

 住宅の結露には「表面結露」と「内部結露」があることはご存知でしょうか。「表面結露」とは、文字通りサッシ枠やガラス面、壁表面に起こる結露です。それに対し、「内部結露」とは、見えない部分におきるもの。例えば、木造住宅の壁の中(内壁と外壁に挟まれた空間)でも結露は起こります。水分が断熱材の中に溜まって腐朽菌が繁殖すると、柱などの構造材を腐らせ建物を弱らせるので大問題です。コンクリート造のマンションなどでも、コンクリートの壁と壁紙の間に結露が発生することがあります。壁紙を剥がしてみたらカビで真っ黒だった……というのはよくある話です。


手っ取り早くて効果的 内窓設置で結露を防ぐ

 こうした厄介な結露を発生させないためにはどうしたらいいのでしょうか。それは、ズバリ「断熱」をすること。断熱とは、簡単にいえば、暖かい空気が冷たい建材に触れないように、間にもう一つ空気の層をつくることです。

 窓の結露を防ぐもっとも効果的な方法は「内窓」の設置でしょう。窓の交換ができないマンションでも行えるのが、内窓設置のいいところです。一戸建ての場合は、既存のサッシ枠を生かし、ガラス部分をペアガラスに交換する方法もあります。特に熱の出入りが多い大きな窓の断熱は効果が期待できるので、結露に悩んでいるならぜひ検討してみましょう。


床・壁・天井に断熱材を加えることも可能

 古いマンションでは、外周面の壁にも断熱材が施工されていないことがあります。これは壁に結露が生じる原因になりますが、室内側に断熱材を加えることで防ぐことができます。一戸建ての住宅でも、床下や天井裏、壁、外壁に断熱材を加えることは可能です。その際は、隙間を塞いで気密性も高めることが大切です。

 断熱性と気密性が上がることの効果は、結露防止だけではありません。冷暖房の効率が良くなり、少ないエネルギーで快適性をつくり出せる環境になります。さらに、部屋の中での温度ムラが少なくなり、快適性が増すのも大きな利点です。


ヒートショックを防いで健康寿命を伸ばせる家に

 もし断熱リフォームをお考えなら、家全体の断熱化がおすすめ。そのメリットは、リビングは暖かくても廊下がひやっとする、というような場所による温度差が生じにくくなること。これはヒートショックによる健康被害を防ぐことにもつながり、住環境が健康寿命の下支えしてくれることになります。

 今ならポラスの断熱リフォームは、屋根断熱、床下断熱、インナーサッシ(内窓)の3つのメニューが用意されています。どの部位をどれだけ断熱するのが効果的か、予算や建物の状況、ライフスタイルによって変わってくるので、まずは下見をしてもらい、見積もりをとってみてはいかがでしょうか。


今なら「次世代住宅ポイント」でおトクに断熱リフォームできる

リフォームが決まったら、ぜひ利用したいのが「次世代住宅ポイント」制度。対象となるリフォーム工事の中には「開口部の断熱改修」と「外壁、屋根・天井または床の断熱改修」が含まれ、窓なら1か所につき2,000〜2万8,000ポイントが、外壁、屋根・天井、床については部位ごとに3万2,000〜10万ポイントが発行されます。1ポイント=1円相当として交換できる対象製品の中に、断熱材や内窓も含まれているのが嬉しい点。この制度は、2020年3月までの着工が条件。このチャンスを逃さず、おトクに断熱リフォームを実現させましょう。

(コラム執筆)住宅&インテリアマガジン『LiVES』ライター 松川絵里


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