知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

Vol.71
リフォームとリノベーションの違いって?
どんな暮らしを望むかで変わる選択

公的な定義は存在しないが業界では使い分けている

 家の改修といえば「リフォーム」という言葉が一般的でしたが、20年ほど前から「リノベーション」という言葉が建築業界で聞かれ始め、今では広く普及しています。リフォームとリノベーションは何が違うのでしょうか。実は公的な定義は存在せず、企業やメディアごとに独自の解釈で使い分けているのが現状です。リノベーション関連業種がつくる団体「一般社団法人リノベーション協議会」では、リフォームを「原状回復のための修繕営繕不具合箇所への部分的な対処」、リノベーションを「機能、価値の再生のための改修、その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修」と位置づけています。


表面的な仕上げや設備の交換にとどまるリフォーム

 リフォームとは、壁や天井のクロス、フローリングを張り替えるなど、経年で古びた室内の仕上げ材を交換して、表面的に新築の状態に近づけるという意味合いで使われているようです。壊れたり古くなったりしたキッチンやユニットバス、照明器具などを交換するといった、住宅設備の更新もリフォームに含まれます。


暮らしに合わせて全体を見直すリノベーション

 リノベーションは「暮らし全体に対処した、包括的な改修」というのがリノベーション協議会の定義ですが、どういったことでしょうか。例えば、間取りの変更がこれに含まれます。キッチンと洗面所を近くに配置して家事動線を合理的にしたり、不要な間仕切りを撤去してリビングを広くしたり。家全体を見直して「もっとこういう暮らしがしたい」という住まい手の要求に答える根本的な改修になります。住宅設備を交換するだけにとどまらず、北側にあったキッチンを明るい南側に変えるなど、配置を大きく転換することも含まれます。


耐震性や断熱性などの性能をアップさせ価値を向上

 また、耐震性や断熱性を向上し、建物の機能性をアップさせることもリノベーションの一貫。よく聞く「スケルトンリノベーション」では、マンションならコンクリート躯体の状態にしてから、木造一戸建てなら軸組だけにした状態から、内装だけでなく配線配管・設備といったインフラをすべて新しくつくり直すケースもリノベーションと呼ばれます。こうした工事を経た中古住宅は、売買の際の価値向上にもつながるメリットがあります。


大規模リノベーションも安心して進められる「定価性」パッケージ

 いわゆるリフォーム会社には、修繕的なリフォームに特化した会社と、大規模なリノベーションまで得意とする会社があります。例えばポラスのリフォームは、会社名に「リフォーム」を冠していますが、リノベーションのプランも用意されています。「再新の家」は内外装と設備を一新するパッケージ商品。坪単価を定価性にしたもので、価格がわかりやすく安心して進めることができるのが特徴。間取りの変更にも対応できます。


不要な和室をなくし子育てしやすさと開放感をプラス

 「再新の家」のリノベーション事例として、こちらのお宅では1階の間取りを暮らしにフィットするように変えました。使いづらかった和室を撤去して、お子さんが遊んだり昼寝をしたりできる洋間に。LDKとフラットにつながることでキッチンからの見通しもよくなり、安心して子育てができるようになりました。デザインも好きなテイストでまとめ、明るく快適な家族の空間を実現しています。収納も押入れタイプからクローゼットタイプにするとともに壁付けに位置を変更することで、使いやすさと空間の広がりを得られました。


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