知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

Vol.76
進化を続けるキッチン設備
リフォーム前に最新情報のチェックを!

キッチン設備のバージョンアップで料理を楽しく

 外食もままならず家族そろって家で過ごす時間が長くなり、料理への関心が高まった人も多いかもしれません。もし、キッチンが使いづらかったり設備の古さが気になったりすると、思うように料理を楽しめません。思い切ってリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

 料理をし、食べ終わったら片付けるというように、時代が変わってもキッチンで行うこと自体にあまり変化はありませんが、「より快適に」「より手間を少なく」というユーザーのニーズに沿って、キッチンの設備機器は少しずつ進化を遂げています。キッチンのリフォームを行う場合、事前に情報をキャッチして必要な機能を取り入れたいもの。そこで今回は、キッチン設備の最新機能について、目立つものをいくつかピックアップしてみます。


手を触れずに水を出せる水栓が一般化

 コロナ後のキッチンに最も求められるのは「清潔さ」ではないでしょうか。それを実現する機器のひとつとして「タッチレス水栓」があります。水栓にセンサーが付いていて、手をかざすだけで水を出したり止めたりできるというもの。料理を始める前の手洗いはもちろん、調理で汚れた手を洗いたいときにも便利です。水栓自体に汚れがつくことも減り、掃除の手間が省けるというメリットもあります。こまめに水を出したり止めたりしやすいので、節水にもつながります。電源がとりにくい場所にも設置できる乾電池式もあります。水栓には、タッチレス機能の他に、蛇口部分をホースで引き出せるものや、浄水器と一体型のものなど多機能化しているので、自分にとって必要な機能を見極め、コストやデザインのバランスで選びましょう。


高耐久でデザイン的にも優れたワークトップ

 ワークトップ(天板)はステンレスや人工大理石が一般的ですが、「セラミック」も選択肢に加わりました。セラミックは1000度以上の高温で焼いて製造するため、熱に強く、表面が金属より硬いので、刃物などでこすってもキズが付きにくいといった特徴があります。調味料をこぼしたときに染み込みにくいのもメリットです。意匠性の高さも特徴で、ダークな色合いなどハイセンスな見た目は魅力的で、高耐久ながら見た目にはハードさが和らげられています。好みのインテリアに合わせて、より「家具に近い」感覚でコーディネートが可能です。


各社が手入れの容易さを競うレンジフード

 レンジフードの掃除はもっとも憂鬱な家事のひとつですが、近年は掃除の手間を軽減してくれる製品が多数発売されています。普段の汚れは一番手前にある「整流板」などと呼ばれるプレートをサッと拭くだけのものが多いです。中で油を受けるリングやフィルターも付け外しがしやすく気軽に洗うことができ、ファンの洗浄は10年に一度でよいと謳われているものや、月に1度程度専用トレイにお湯を入れてボタンを押せば、自動で油汚れを洗浄してくれるものまであります。各社から多様な方法が提案されているので、コストやデザイン性との兼ね合いで検討するといいでしょう。


調理の幅が広がるビルトインコンロ

 コンロは昔ながらのガスか、IHクッキングヒーターに分かれます。天板がフラットなIHヒーターはサッとひと拭きするだけできれいになるのが根強い人気の理由。不使用時は作業台として利用できるのもメリットです。直火で調理がしたい、今使っている鍋などの調理器具を使い続けたいという人は、ガスを選ぶようです。

 どちらの場合もメーカーはグリル調理に力を入れてきており、グリル内でマイクロ波によるレンジ加熱とヒーターによるグリル加熱を同時に行えるハイブリッド機能を搭載したもの、短時間で美味しく調理ができます。凍ったまま調理できたり、専用のグリルパンやココットを入れてオートで煮物もできるなど多機能化しており、調理の手間を削減し美味しい料理づくりをサポートしてくれます。
ガスコンロも、ガラスのワークトップ、食洗機で洗えるコンパクトな五徳など、手入れのしやすさを追求した商品がスタンダード。グリルは水を使わない無水焼きが主流で、焼き網のほかにプレートやココットも使えて調理の幅も広がっています。地震の揺れを感知して消化する機能、消し忘れや温度の上がりすぎで自動消化するなど、安全対策も充実しています。


立体的に使えるシンクで効率のよい調理が可能に

 横幅のあるシンクで、中の空間を多用途に使う製品が目につくようになりました。シンク内側に複数の水平レーンが設けられていて、プレートや水切り板をつけることができ、用途に応じて左右にずらしながら使えるのが便利。調理台の延長として広く使えるのはもちろん、飛び散ったり汚れたりしやすい作業をシンク内で行い、使用後はシャワーで洗い流せたり、湯切りや洗い物がラクにできたりと、工夫次第で使い方の幅が広がります。ワークトップが狭い場合にも有効です。シンプルな料理しかしない場合は大きく多機能なシンクは不要と考える人もいます。ふだんどんな料理をするのか、二人以上で料理をする場面があるか、などでシンクの選び方も変わってくるでしょう。

 キッチンリフォームの際は、ウェブサイトやショールームで最新の情報を得るとともに、自分たちのライフスタイルを見つめ直す機会とし、満足度の高いリフォームを成功させてください。


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