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知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

このコラムは、埼玉・千葉・東京を施工エリアとするポラスグループのリフォーム専門サイトによるものです。リフォームをお考えの方は、ぜひご検討ください。

Vol.110
「自分だけの時間」を持ちたい!
スペースを有効活用して趣味の部屋に活用

「兼ねる」「仕切る」「外を使う」で 自分だけの空間をつくり出しましょう

リビングやダイニングで家族の団らんを楽しむのもいいけど、ときにはひとりになって趣味に没頭する時間もほしい…。そんなことを感じることはありませんか?

リモートワークが普及し、自宅で過ごす時間が増えている昨今、気分転換できるスペースの存在意義はどんどん大きくなっています。日々の仕事や生活とはまた別の、自分だけの時間を持てる場所があれば、ストレスをリセットして気分も一新。新たな活力を生み出す源にもなります。

主な方法としては「既存の部屋に機能を増やす」「空間を仕切って場所をつくる」「居室以外の空間を利用する」という3種類の考え方が挙げられます。また、シニア世代では、子どもが独立したあとの空き部屋などを活用する、というのも選択肢のひとつに。

限られた床面積しかなくても、リフォームによってスペースを有効活用することで、新たに自分だけの場所をつくることは十分に可能です。


寝室、廊下や玄関土間で「おひとり様」時間を満喫

既存の間取りの中に新たに1室を増やそうとすると大変ですが、既存の部屋に自分の居場所をつくることは十分に可能です。

まず「既存の空間に機能を増やす」ということで注目したいのは寝室です。通常、夜寝るだけの部屋ですから、就寝までは使っていないわけです。これはもったいない。

ベッドの脇に空いたスペースがあるなら、本棚や小型のデスクを置いてミニ書斎としての機能をプラス。もともと静かに休む場所ですから、落ち着いて読書にふけることもできるはず。また壁掛けのテレビを設置すれば、ベッドに寝そべりながらホームシアターとして映像を満喫することも可能になります。

そのほか、廊下や玄関に隣接した部屋や納戸などの間仕切り壁を撤去して、ひと続きの空間とすることで、居場所をつくることもできます。日中は意外と家事動線から外れていたりするので、デスクやチェアを設置すれば「おひとり様」気分を味わえます。

また、廊下に本棚を設置すれば自分だけのライブラリーに。玄関ホールや納戸のスペースの代わりに土間を広げて居場所をつくれれば、自転車の整備やアウトドア用品の手入れなども室内でできるようになります。

納戸をウォークインクローゼットに改装して、その中に小さなデスクスペースをつくれば、集中しやすい個室として活用することも可能です。


広いリビングを仕切って小さな個室を生み出す

マンションや狭小住宅で部屋数が足りない場合には、家の中でいちばん広いLDKの中に間仕切りで個室をつくってしまうという手も有効です。

普段はオープンにして開放感のあるLDKの一部として使い、引き戸などの間仕切りを閉めれば、普段の生活からは切り離した秘密基地に早変わり 臨機応変に使い分けできて無駄がありません。子どもが成長したら勉強スペースに、巣立ったあとは夫妻の書斎や趣味部屋にと、家族のステージに合わせて転用することも可能です。畳み敷きにすれば来客用の寝室にも。

天井が高いリビングであれば、その一部を箱状に仕切って、下部をウォークインクロゼット、上部をロフトにして個人のスペースとするというのもいいでしょう。カプセルホテルのような感覚でくつろぐことができます。日常の生活から立体的に距離を取ることで、絶好の気分転換に。


小屋裏や階段下、庭にも個室をつくれます

ふだんの生活では居室として使用していない場所にも個室はつくれます。たとえば、広い庭があるようなら、ガーデンルームなどを設置して、日差したっぷりのプライベートスペースに。園芸を楽しむのもいいし、ペットと戯れるにももっていこいです。

広めにウッドデッキをつくって、その一部にテーブルとチェアを置けばアウトドアの書斎に使うこともできます。その場合は、照明やパソコン用に屋外用の電源コンセントなども用意しておくといいでしょう。シンクとIH調理機を置けば屋外でお茶やコーヒーをいただくこともできます。

また小屋裏に床を張って屋根裏部屋とするのも楽しそうです。換気や断熱、照明などを配慮する必要はありますが、想像しただけでもワクワクしてきませんか?

そのほか、インナーガレージや階段下、納戸、子どもが独立したあとの子ども室なども、活用しがいのある場所です。わが家ならではのプライベートスペース、つくってみませんか?

ポラスでは豊富なリフォームの実績があり、様々な空間活用を実践してきました。多彩なアイディアをご提案できますので、ぜひご相談ください。


【著者プロフィール】
渡辺圭彦 / 住宅ジャーナリスト
1970年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、扶桑社「新しい住まいの設計」編集部に勤務。その後、(株)ハウジングエージェンシーを経て、2004年よりフリーに。全国の住宅、工務店、建築家を取材して回るエディター&ライターとして活動中。著書に「住まいの進路相談室」(扶桑社)など。


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