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知っておくと役に立つ最近のリフォーム事情をよく知る連載コラム

このコラムは、埼玉・千葉・東京を施工エリアとするポラスグループのリフォーム専門サイトによるものです。リフォームをお考えの方は、ぜひご検討ください。

Vol.109
トイレリフォームで毎日快適!
衛生的な機能満載でお掃除もラクラクに

家族それぞれが安心してひとりの時間を満喫できる場所に

トイレは毎日使う場所であるだけに、ちょっとした不具合が大きなストレスになるもの。「もっとお掃除を楽にしたい」「ゆっくり過ごせる場所にしたい」「もっと便利に使いたい」と感じるようなら、最新のトイレにリフォームしてみてはいかがでしょうか。

近年のトイレは研究・開発が進んでおり、節水効果の高いタイプや衛生的な機能が搭載されているタイプなどもあります。また床や壁などの内装もトイレの限られた空間であれば、コストの負担をかけずに好みのデザインに仕上げることも十分に可能。カフェのような落ち着いた空間にしてリラックスできる場所にするのもお勧めです。

さらに必要な手すりを加えたり、廊下との段差を解消したり、ドアから引き戸に交換したりと、バリアフリー仕様にすることで、お年寄りや幼いお子様も安心して使えるようになります。

タンクレスタイプを採用したり、キャビネット収納を設置したりすることで、トイレの内部はすっきりと、ごちゃごちゃせずに掃除のしやすい空間に。

従来通りのただのトイレのままではもったいない。家族それぞれがひとりの時間を満喫できるリラックススペースとしてリフォームしてみませんか?


機能にすぐれたトイレで快適な毎日に

トイレの場合、陶器製の便器はかなりの耐用年数がありますが、タンク内などの部品やパッキンについては10年ほどが寿命だと言われています。

同じく水を使用する洗面台も同じくらいのタイミングで交換の時期になりますので、同時にリフォームすると、工事の手配が一度で済みますし、工期や費用の面でも効率よく実施できます。

トイレのリフォームを検討する際は、予算と要望に合わせて下記のような形が可能です。

①便座交換のリフォーム
温水洗浄便座に交換することで、使用感は格段に向上します。暖房機能があるタイプなら冬場もほっとひと息。最近の機種では自動的に除菌や洗浄を行うものもあります。ただし、トイレ内にコンセントが必要なので、ない場合には電気工事が伴います。
費用の目安:7~15万円

②トイレ本体を交換するリフォーム
最近のトイレは10年前と比べて節水機能が格段に向上しています。隙間の少ない滑らかな形状のうえ、除菌・抗菌仕様なども採用されて、汚れにくく掃除しやすいものに。タンクレスタイプにすれば、トイレ内がすっきりとして広く感じられるようになります。
費用の目安:15~30万円

③トイレ設備と一緒に内装も一新するリフォーム
トイレそのものとともに床や壁も新しくすることで、雰囲気は一変します。リビングと同じようなインテリアにコーディネートすればくつろぎの場に。逆にリビングではなかなか使えないようなクロスやタイルを使って遊んでみるのも楽しいでしょう。
費用の目安:20~50万円

④バリアフリーや収納などの機能をプラスするリフォーム
トイレ本体や内装を一新するのであれば、一緒にバリアフリー化したり、収納部を加えたりするとさらに安全性や快適性が増します。冬寒いようなら、断熱工事をするのも効果的です。
費用の目安:50~80万円

⑤④のようなリフォームを計画する際には、豊富な施工実績とプランニングのノウハウが必要です。トイレの設備交換だけでなく、空間全体のリフォームを数多く手がけているリフォーム会社に相談することをお勧めします。


注意点に気を付ければ限られたスペースを有効に活用できます

トイレには限られたスペースしかありませんが、いくつかのポイントをおさえることで、その使い勝手は格段に向上します。以下のような点に気を付けてリフォームに取り組みましょう。

◎将来を想定して計画する
トイレは機能性が求められる場所です。5年後、10年後を想定して、必要になる手すりを設置したり、段差の解消などをあらかじめしておきましょう。もしすぐに手すりが必要ない場合は、将来、設置できるように壁下地を入れておくことをお勧めします。

◎収納スペース、コンセントを用意する
トイレットペーパーや衛生用品、掃除用具などの収納スペースを設置しておくとトイレ内がすっきりとします。何をどのくらいしまいたいのか、事前にリストアップして必要量のスペースを用意するとよいでしょう。また、温水洗浄便座や暖房器具などを設置するためにコンセントを複数設けておくと便利です。

◎必要な機能か検討する
現在のトイレには自動開閉機能や自動洗浄機能など便利な機能が数多く搭載されています。ただし、機能が多いトイレはその分、高額でもあるため、自分たちにとって本当に必要な機能かどうか、よく検討しましょう。

◎タンクレスタイプの特長を把握する
スリムで省スペースとなるため、人気となっているのがタンクレスタイプのトイレ。便器洗浄用の水を貯めておくタンクが付いていない代わりに水道水の水圧を利用して水を流す仕組みになっています。便器のサイズがコンパクトになり、トイレ内の掃除がしやすいうえ、従来のタンクタイプより流す水が少なくすむので節水にもなります。通常は電動で水を流す仕組みですが、停電時はバケツなどで水を入れて流すことも可能です。


トイレの特性を踏まえてお好みの内装に

トイレは、リビングなどの居室と異なり、水分や化学成分の影響を受け、汚れもつきやすい場所でもあります。内装を検討する場合には以下のようなことを留意しておくとよいでしょう。

◎床材には清掃しやすいものを選ぶ
トイレでは、尿や水が飛散したり、洗剤が付着したりします。床材は耐水性、耐アンモニア性、抗菌性などにすぐれた素材であることが求められます。水回り用のフローリングやタイルなどのほか、目地のないクッションフロアなどがよく使われます。

◎壁材には消臭・調湿機能のあるものも有効
壁も床材と同様に耐水性がある素材が向いています。クロスのほか、珪藻土や漆喰などのような粘土や鉱物を原材料とした壁材では、消臭機能や調湿機能にすぐれたものもあります。

トイレならではの特性を踏まえつつ、お好みの色や柄、質感のある内装にコーディネートできれば、毎日の暮らしのなかに楽しみがひとつ増えるはず。ポラスではトイレのリフォーム事例も豊富にあります。要望に合わせて、あなただけのトイレをつくってみませんか?
ぜひ一度ご相談ください。


【著者プロフィール】
渡辺圭彦 / 住宅ジャーナリスト
1970年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、扶桑社「新しい住まいの設計」編集部に勤務。その後、(株)ハウジングエージェンシーを経て、2004年よりフリーに。全国の住宅、工務店、建築家を取材して回るエディター&ライターとして活動中。著書に「住まいの進路相談室」(扶桑社)など。


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