Vol.103夫婦2人の想いを叶えたセカンドライフ満喫のフルリフォーム

2000年にポラスさんが販売していた分譲住宅を購入しました。20年以上が経過し特に水廻りの老朽化が目に付くように。たびたびポラスさんにメンテナンスもお願いしていたので、リフォームもポラスさんにお願いしようと決めました。当初は部分的に改修しようと思っていたのですが、検討しているうちに使っていない和室やダイニングスペースの狭さなどが気になり、フルリフォームを決意しました。
 
高齢になってからの大規模なリフォームは大変だと思ったのもきっかけの一つです。今住んでいる環境も気に入っており「住み替えをせずに、老後に備えて理想的な空間を」というのがテーマになりました。ポラスさんから送られてくる定期誌「ララポラス」のリフォーム事例を参考にイメージを固め、近所で販売されていたポラスさんの分譲住宅を見てトレンドをキャッチしていましたね。
 
まずは使っていない和室の有効活用。畳も変えていなかったので、こちらを洋室にしてリビングダイニングと一体化させました。それから閉鎖的なキッチンをペニンシュラ型にし、リビングダイニングとのつながりを持たせるようにしました。細かなデザイン部分はプロにお任せしましたが、本当に満足な空間に仕上がっています。工期中は毎週のように様子を見にきていました。キッチンの壁が撤去された時は印象的で、今でも覚えています。現場の職人さんが一生懸命で「気になるところは何でも言ってください」と声をかけていただいたこともあります。
 
夫婦2人のお気に入りはリビングのテレビ裏のエコカラット。アクセントが効いており居心地がよい空間になりました。リビングダイニングが開放的になり、そことつながる設計のキッチンも明るくなっています。料理が楽しくなり、セカンドライフが充実しそうな予感です。
 
フルリフォームとなると、面倒なことも多く先延ばしにしてしまいがちかと思います。しかし、早めにやることで長く理想の空間で過ごすことができるので、50代でのフルリフォームはおすすめ。コツはプロにお任せしつつも、自分のこだわりはしっかり伝えること。私たちは色にこだわりがあり、床や壁面、幅木といった細かな部分まで想いを伝えました。結果、想像以上のデザインに仕上がったと実感しています。