このコラムは、埼玉・千葉・東京を施工エリアとするポラスグループのリフォーム専門サイトによるものです。リフォームをお考えの方は、ぜひご検討ください。

Vol.82
新生活様式に合うリフォームで
導入したいおすすめアイテムとは？

2022.02.08

一歩進んだ清潔志向や家時間充実への対応を

　コロナ発生から2年が過ぎてなお終息が見えない中、清潔志向や出かけずに家で過ごすことが習慣として根付いてきた感があります。そこで今回は、暮らしを快適にするリフォームについてwithコロナの視点から考えていきたいと思います。まず、リフォーム時に取り入れられるアイテムの中で、清潔を保つ上で役に立つものについて見ていきましょう。

無理なく手洗いを習慣化するセカンド洗面

　帰宅時、家に入ってすぐに手を消毒できるように、玄関先に消毒液を常備している家は多いと思いますが、水を使ってしっかり手洗いができればいっそう安心です。そこで、玄関の近くにセカンド洗面を設置するリフォームが有効です。動線上にあり目に入りやすいことで手洗いを忘れずに行え、習慣化しやすくなります。また、来客にも手洗いを勧めやすいといったメリットも。造作で小さめにつくると馴染みやすいですが、据え置き型の洗面台でもコンパクトタイプのものなら場所を取りません。ただ、既存の配管まで距離がある場合や、壁を壊して電気配線を行う場合などは、大掛かりな工事になることがあります。

＞＞その他のコラム vol.62「帰宅時の手洗い、どこでできると便利？！」

触れないから汚れにくいタッチレス水栓

　水栓を新しいものと交換するなら、タッチレス水栓がおすすめ。蛇口に触れずに水を出せれば、手の汚れを蛇口に付着させる不安から解放されます。洗面台やトイレの手洗いはもちろん、食材で手が汚れやすいキッチンでは、タッチレス水栓が特に便利。水栓に汚れがつきにくいだけでなく、水栓の根本に水がたまりにくいので水垢が減り、掃除の頻度が低くてすむのも嬉しい点です。簡単な動作で水を出したり止めたりできる機能は、節水にもつながります。キッチン水栓には浄水器一体型や、シャワーヘッドを引き出せるタイプなどもあります。機能性に優れたものを選べばより快適です。

＞＞その他のコラム vol.76「進化を続けるキッチン設備　リフォーム前に最新情報のチェックを！」

日々の洗濯をサポートし除菌に役立つ衣類乾燥機

　コロナ禍による清潔志向から、洗濯の頻度が高まった家庭もあるのでは。頻繁に洗濯をするなら、手間の軽減は大切な課題です。そこで、リフォーム時の導入をお勧めしたいのが衣類乾燥機です。花粉やPM2.5を室内に持ち込まないという観点で、コロナ以前から注目が高まっていたアイテムです。部屋干しでは干すことに手間と時間がかかる上、乾くのが遅く雑菌が繁殖しがち。生乾き臭の原因「モラクセラ菌」は、65℃以上の高温に10分ほどさらすことで抑えられるので、高温で乾燥できる乾燥機は防臭の点でも優れています。ほかにも、熱に弱いダニの防ダニ効果も期待できます。乾燥機にかけられない衣類には注意が必要ですが、仕上がりはふんわりして肌触りが良く、シワになりにくいのはメリットです。電気式かガス式かで迷うところですが、導入時のコストが比較的高めのガス式は、電気と比べてランニングコストは安く、乾燥時間が1/2以下、乾燥の温度が高いのが特長。電気式は配管等の工事が不要なので、気軽に導入できるのが良い点でしょう。

テレワークを快適にするミニ書斎

　コロナ以降もっとも生活スタイルに変化を与えたのは、テレワークが増えたことかもしれません。家をリフォームする際は、ワークスペースの整備も含めて考えましょう。当初はダイニングテーブルやリビングの一画で仕事をしていた人も多いと思いますが、テレワークが常態化し、リモート会議を頻繁に行うようなら、小さくても個室スペースがあったほうが圧倒的に快適。新たに個室を設けることが難しい場合、寝室の一角にデスクと書棚を造作するだけでも、起き家具よりスペースを有効に使え、見た目もスッキリ整います。部屋が狭い場合は、納戸や押し入れ、クローゼット、屋根裏収納を書斎に改造する方法もあります。断熱性の高い近年の住宅は家中どこでも温度ムラが少ないので、階段下スペースや階段踊り場、廊下の一角などを書斎に変えることも検討してみて。断熱性の低い古めの家では、冷暖房を考慮する必要があります。

＞＞その他のコラム vol.63「テレワークや家庭学習を快適に！リフォームでワークスペースをつくろう」

息抜き時間を豊かにするエクステリア

　家で仕事をしたり、休日も家で過ごしたりする時間が長い今、いかに気分転換をはかるかが暮らしの質に影響を与えます。そこで重要になってくるのが、エクステリアの存在。室内のリフォームを行う際には、新たな生活様式を意識して外回りのリフォームも検討してみて。気軽に部屋から出て外の空気を吸えるウッドデッキや、明るい日差しを感じながらリラックスできるサンルームは、ニーズの高まりが見られるアイテムです。「庭いじり」もちょっとした気分転換には最適なので、ガーデニングを楽しめる庭へのエクステリアリフォームもお勧めです。また、窓から庭を眺めたときに、少しでも緑や花が見えると気持ちが和むもの。植栽計画を見直し、庭木を増やしてみるのもいいかもしれません。ちょっとした家庭菜園スペースを設けて野菜やハーブを育てれば、季節を感じられ、食卓での会話も盛り上がり、楽しい時を過ごせます。

　今の暮らしを振り返って自分や家族のニーズを明確にし、リフォームを成功させてください。

＞＞その他のコラム vol.90「庭や照明のリフォームで秋の夜長を満喫」
＞＞ポラスの相談予約はこちら

Vol.82 新生活様式に合うリフォームで 導入したいおすすめアイテムとは？