壁や床 気になるキズとの付き合い方

壁や床 気になるキズとの付き合い方

メンテナンス

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フローリングにうっかり傷つけてしまったり、棚などを置いていた跡が残ってしまったりした時、どうしますか? フローリングの補修を業者に依頼すると、張替えなどで意外にお金が掛かってしまいます。 でも、少しの傷なら自分で直すことが可能です。

自分でフローリングを直すことができる!?

フローリングの補修と聞くと難しそうに聞こえますよね。 浅い傷であれば目立たないようにするだけでいいですが、深く削れてしまったりした時はその部分を張り替えたりしないといけない気がしませんか? 実は世の中にはフローリングの傷を埋める「補修キット」がたくさん売られています。 業者に依頼すると4万円近く請求されるフローリング補修も自分で直せば、どんなに掛かっても5000円程度で済みます。 一度補修キットを買っておけば、直した後も次の補修に使えるので、もしもの時にも安心。 一家に一つ、フローリング補修キットを常備しておくといいかもしれません。

自分の持ち家を補修する際は特に気をつけることはありませんが、マンションなどの賃貸物件を補修する際の注意点が一点あります。 自分で補修したからと言って、退去の際のフローリング補修のクリーニング代が掛からなくなるわけではありません。 どれだけ綺麗に補修してもプロの業者の補修と、自分で補修したのとでは全然違います。 ですから、自分で補修してクリーニング代を安くしようということはできないと考えてください。 あくまでも自分が気になる傷をなくすだけで、完全に修理できるわけではない点にはご注意。 それでも、フローリングに大きな傷があると、友達を呼んだりした際に恥ずかしいと思う方は、是非自分で直してきれいなお部屋にしておくといいですね。

壁の傷は見た目を我慢すれば良いと思うかもしれませんが、いざ修復をしようとした時に時間が経過していると状態が悪化しており、大掛かりな修復で手間やコストが増えてしまう恐れがあります。 建築のプロである一級建築士の経験からすると、壁の損傷は決して軽微なものではなく早急に対処すべきものと言えます。 壁の傷は安易に考えて放置してしまうと、その損傷が広がってしまったり修復が困難になってしまう特徴を持っています。 確かに見た目の問題とは言えますが、いつでも直せると後回しにしてしまうと、その修理費の多さに驚くことになるかもしれません。 そのため人が通って知らぬ間に身体が触れたり、小さなお子さんがいれば直接さわったりすることで、どんどんと傷口が拡大していきます。 さらに注意したいのが壁紙の下地である石膏ボードで、この材料は損傷で現れた断面に力が加わると非常に崩れやすく、簡単に修復範囲が広がってしまいます。 また傷ではありませんが壁に付着したシミや汚れは酸化によって変色するため、時間と共に更に目立つようになり、さらには乾燥で固着してしまい取り除くのも難しくなってしまいます。 いずれの場合も放置することで損傷が大きくなってしまい、修復費用が割高になるため出来る限り早いうちに対処し、出費を抑えるようにしたいですね。

壁紙(クロス)にシールを貼って補修する方法

元の壁紙に近い色のシールを貼ると目立たなくなります。 壁の穴隠し専用のシールを購入してもいいし、インテリアにこだわりたい人は100均などで売っている可愛いシールやウォールステッカーを貼るといいですよ。 壁紙の穴や傷をごまかせて、部屋をおしゃれにイメージチェンジできます。

壁紙(クロス)の穴や傷をジョイントコークで補修する方法

ジョイントコークとは、壁紙を貼り付けるための接着剤です。 コークボンドともよばれています。 チューブタイプなので、手を汚さず簡単に壁紙スを補修できます。 壁紙の継ぎ目が剥がれてしまった時や、壁紙に尖ったものが当たって一部がめくれてしまった時は、このジョイントコークを剥がれた壁紙クロスの裏に注入し、ローラーや濡れたタオルで抑えて乾かします。 はみでたジョイントコークは、濡れたタオルでキレイに拭き取れます。 こちらもカラーバリエーションがあるため、希望の色を選んで購入して下さい。 自分で簡単にできる補修はいいですが、自分でできない補修は業者に依頼するしかありません。 しかし、業者に依頼するなら、メリットとデメリットは知っておきたいですよね? まず、業者に頼むメリットは、何より美しく仕上がることです。 反対に業者に頼むデメリットは、費用が高くつくことです。 自分で補修する場合は材料費だけですみますが、業者に依頼する場合は当然人件費や、技術料などが必要です。 また、業者が扱う商品になってしまうなど制約があります。 多少しわがあっても「自分の趣味のデザインがいい!」という方はDIY、「キレイにするのが一番!」という方は、業者に依頼するといいでしょう。

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